【三菱一号館美術館と静嘉堂】丸の内で美術鑑賞をしてきたよ

お出かけ

2025年10月12日(日)は3連休の真ん中です。

東京駅近くの三菱一号館美術館に行ってきました。

三菱一号館は、1894(明治27)年、開国間もない日本政府が招聘した英国人建築家ジョサイア・コンドルによって設計された、三菱財閥が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築です。
この建物は老朽化のために1968(昭和43)年に解体されましたが、40年あまりの年月を経て、コンドルの原設計に則って同じ地に復元された建物となります。
本日は、三菱地所の株主優待を利用して入場です。入場券に株主と記載されています。
こちらの美術館は、入場料金がそれなりにかかることから、こういった頂きものは非常に助かります。

「アール・デコとモード」という展示を実施していました。
ポワレ、ランバン、シャネル、パトゥなど、パリ屈指のメゾンが生み出す1920年代のドレスを多数展覧しています。
100年前の衣類が大半で、材料は大半が絹(シルク)でした。いつもポリエステルの自分とは違う・・・ 着心地がよさそうでとても羨ましい。
その他にも、当時の絵画、広告など、100年前の1925年にパリで開催された通称アール・デコ博覧会に出展されたものが多く展示されていました。
100年前の活動的な女性を彩った、時計、ジュエリー、化粧道具など、現代につながる様々なアイテムが集結していました。

3階から中庭を撮影しました。ウエディングドレスを着た女性が写真撮影をしていました。
ここはよく撮影で使用されるのか、他の時間帯でも写真撮影を見かけました。雰囲気がいいからですね。

すぐ近くにある静嘉堂@丸の内に、三菱商事の株主優待を利用して入場しました。

静嘉堂は、岩﨑彌之助と岩﨑小彌太の父子二代によって創設・拡充され、現在、《曜変天目(稲葉天目)》をはじめとする国宝7件、重要文化財84件を含む、古典籍、東洋古美術品を収蔵しています。

曜変天目(稲葉天目)、源氏物語関屋澪標図屛風、倭漢朗詠抄太田切等の国宝や、重要文化財が数多くありました。
曜変天目については、世界に3碗しかない希少なものとなります。
江戸幕府第3代将軍徳川家光から春日局に下賜されたといわれ、後に淀藩主の稲葉家に伝わったため「稲葉天目」ともいわれます。
1934年、岩﨑小彌太の所有となった品です。
普段経験のできない美術品を鑑賞し、自分の視野が広がったような気がします。あくまで気がするだけです。

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